2021.11.27(土)
早川幹夫
「狂人」百人計画
1.「狂」ということは非常に大切である。
狂は「知行合一」の陽明学的な考え方とも思われる。国難や国家の立て直しなど大きな局面では戦略的に戦術的に「狂うという 常識の枠を外した大目的の行動」狂が必要である。
例 幕末に吉田松陰は狂を好み推奨した。自らは21回死ぬ目に合おうと吉田松陰二十一回猛氏と名乗った。
一番弟子の高杉晋作は東洋一狂生と称し大いに暴れた。騎兵隊を創設した西海―狂生高杉晋作が果たした明治革命の役割は非常に大きい。
救国の強い思いを持ったパワーのある現代の「狂人」100名を結集させる計画である。
- 尖閣上陸狂人 福沢さん(尖閣諸島魚釣島に独り泳いで上陸した勇士。地方政党薩摩志士の会代表)
2.愛国狂人 内野さん(このままでは日本と日本人が消える。「狂え!日本」と吠える弁護士事務所代表)
3.救民商道狂人 小林さん(世界の多くの人が食べていけるにはどうすべきかとバッタ屋精神で戦う商道国士)
4.防災狂人 金子さん(「国民の力で国民を守る」と民間防災をえる江戸町火消しの魂を持つ防災アナリスト)
5.弱者救済自立支援狂人 稲嶺さん(「弱者を食い物にする奴は許せねぇ。」と弱者救済と自立支援に命を賭して戦う沖縄の勇士)
新狂人
6.憂国咆哮狂人 沢口祐司さん(日本をなんとかしなければ、今の政治家には任せておけない。やむにやまれぬ思いで咆哮し東京10区に出馬。)
7.米国道義狂人 亀之園亮一さん(米国在住55年。国籍を持ち、バージニア州の広大な土地に道議会館設立を計画する。自らの運転で2000Kを狂奔する85歳。)

100名→「100匹目の猿現象」
宮崎県のある島の一匹の猿が泥のついたイモを川の水で洗って食べることを始めた。すると、ほかの多くの猿たちもそれを真似(まね)して水洗いをするようになった。イモを洗って食べる猿の数が次第に増えて一定数に達した時、その現象を知る由もない、遠く離れたほかの島の猿たちもまた、つぎつぎにイモを洗って食べる行動をとり始めた。最初の一匹が始めた一つの行動が集団の中に広がって、群れ全体の新しい知恵や行動形態として定着した時、その行動は、距離や空間を超えてあちこちに飛火し、同じ仲間のなかに同時多発的に伝わり、広がっていくことを「百匹目の猿」現象という。
例 幕末の尊王攘夷運動はそうであったかもしれない。
この自然界の現象を、道義主義と道義国家建設の行動で人間で実験してみるべきである。(猿に負けないためにも)
良いもの、新しい形のものを形として表し一定の集団の形として存在させていけば「百匹目の猿」現象が起こるのではないだろうか。起こさせるべきである。