西郷党BLOG

今、日本に生きる私たちへ

2023年4月15日 早川幹夫

ウクライナとロシアの戦争が始まって、1年と2か月が経ちました。終わりが見えないどころか、ベラルーシへの戦術核の配備など、欧米とロシアの対立はますます深まっています。世界が不安定さを増していく中で、第三次世界大戦のような危機が現実味を帯びてきています。

今はまだ決定的な衝突には至っていませんが、状況はいつ変わってもおかしくない。第二次世界大戦も、ヒトラーのポーランド侵攻という「ある日突然」の出来事から始まりました。いまの空気も、あの時に似た緊張感があります。

一方で、日本では穏やかな日常が続いています。私たちが当たり前に感じているこの平和は、とてもありがたいものです。ただ、それが「変わらない前提」になっていないか、一度立ち止まって考えてみる必要があるかもしれません。歴史を振り返れば、江戸時代の終わり、日本は黒船の来航によって初めて外の世界の変化に気づかされました。

いま、日本のまわりにはロシア・北朝鮮・中国といった、核を保有する国々が存在しています。どれも強い統治体制を持つ国です。その中で日本は、アメリカとの同盟によって守られている面が大きいのも事実です。

この現実を、どう受け止めるか。
私たち一人ひとりが、これからの日本について考え、声を上げることが、未来をつくる一歩になるはずです。

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